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ketslideによるプレゼンテーション  2018.12.25

0.作成の流れ

 1)ketsample/s07slideの中の2つのファイルを作業ディレクトリにコピーして名称変更
    例)s0701basic.cdy , s0701basic.txt 
    注)名称変更するときは,cdyとtxtを同名にする.
   ここでは,ファイル名をsample.cdyとsample.txtとする.
 2)sample.cdyをダブルクリックで立ち上げ,1を参考にSettitleの中身を修正する.
    注)Settitleのオプション(=の右はデフォルト値)
         ["Title=slide0","Layery=0","Color=blue"]
 3)右上の歯車マークを押す.
 4)画面上のTitleボタンを押す.
    タイトルスライドが作成され,画面が表示される.
    必要なら,Settitleを修正する.
 5)Slideボタンを押すと,sample.pdfが作成される.

1.txtファイルの編集

 1)すべての行の最後につける.
    注)urlの指定で//を用いるとき,||||とすると//に変換される.
 2)各ブロックの引数の区切りは ::
 3)コマンド
    ・タイトル(またはtitle)::読込ファイル名(::壁紙ファイル)//
       タイトルページを作成(1行目におく)
      注)壁紙(例えばwallpaperとする)を背景に入れるとき
        ・例えばwallpaper.texを作成してfigフォルダに入れる.
          (figにあるサンプルwallpaper.texを参照)
        ・タイトル(title)::slide0::wallpaper//
      注)preambleに追加するとき
         1行目の//を外す.
         次の行から,::区切りで書き加え,最後に//をおく.
      注)タイトル画面が不要の場合は,
         タイトル(またはtitle)::(//をつけてもよい)
    ・main::段落タイトル名//
      注)ページ番号を表示するときは,直後に\slidepage[1]//を入れる.
    ・new(::行下げ)::タイトル((::位置)::読み込みファイル)//
      例)new::[10]::最初に::{50}{20}::figure//
      注)読み込みファイルのサイズ変更するとき
         new::[10]::最初に::{50}{20}::figure,0.8//
        他も同様
      注)ページ番号を表示するときは,repeat文(5)の後に\slidepage//を入れる.
    ・enumerate/
      enumerate環境の始まり
    ・itemize//
      itemize環境の始まり
    ・layer(::範囲)//
      layer環境の始まり
    ・item::文//
      itemを追加
    ・putnote::方向と位置::読み込みファイル//
      layer環境の中に図を入れる
      例)putonote::se{30}{10}::figure( , 倍率)//(inputのとき)
          figの中のfigure.texを表示
      例)putonote::se{30}{10}::include[width=5cm]::figure.pdf//
          (includegraphicsのとき)
      注)図はすべてfigに入れる.
    ・end//
      enumerate,itemize,layer環境の終わり
    ・上記以外//
      そのままTeXに書き出す.
    ・コマンドをコメントアウトするときは,%%とする.

 4)空白行を入れたいときは,...// とする.

 5)newの後,ページを段階的に表示するとき,
   ・newの次の行に
     %repeat=(newを含むスライドの枚数),para//
   ・表示したいページは
      %[2,-]::本文//
    のように書く.
     注)[2,- ]は2ページ以降全部
       [-, 2]は2ページまで表示
       [1..3,5 ]は1ページから3ページと5ページ
   ・repeat=...の後に「,para」を追加するとリンクを作成
   ・指定以外のページで薄文字にしたいときは %thin[2]::本文
     注)薄文字の濃さのデフォルトは0.1だが,Setslidebodyで変更可能
     注)txtファイルに以下を記述すれば,以降の濃さが変わる.
          \setthin{濃さ}//

 6)figの中にあるサブフォルダ(例えばsubfig)の図ファイルすべてを順に表示するとき
   ・newの次の行に
     %repeat=//
     %para=subfig:{0}:s{60}{10}:input(:倍率)//
       => layer{120}{0}, \putnotes{60}{10}{\input...}
    注)%repeat=,para=...と続けて書いてもよい.
    注)一時的に無効にするときは,%%とする.

 7)page番号を表示するとき
    mainの場合 \slidepage[m]//
    slideの場合 %repeatの後に \slidepage//
  注)総ページ数を取得するため,TeXを2度通すことが必要である.

2.スライドの設定

 1)cdyのfigureに記述する.
 2)コマンド
   ・Setslidemain([letterc,boxc,boxd,framec,xpos,size]); 
     メイン(段落区切り)の設定
     注)一部をデフォルト値とする場合は [,,]などとする.以下同様
   ・Setslidepage([letterc,boxc,boxd,framec,shadowc,shadowd,xpos,size]); 
     ページの設定
   ・Setslidebody(bodycolor,bodystyle,density);
     全体の文字色と薄文字の濃さ(0-1)の設定
     bodystyleのデフォルトは "\Large\bf\boldmath"
   ・Setslidehyper("dvipdfmx",["cl=true,lc=blue,fc=blue",90,70,1]);
     hyperrefを利用する,
     注)Setslidehyper();とすると,hyperref.styを読み込み,
      かつ,上のデフォルト値が与えられる.
     注)数字は,ページ移動ボタン列について,右端の水平位置,垂直サイズ,倍率

3.パラパラ動画の作成

  (1)mf(s)にパラメータ値sのときの図を記述する.
  (2)パラパラの設定
    Setpara(foldername,funcitonstr,range,options,optionsanime); 
     options,optionsanimeのデフォルト値
       options=["m/r", "Div=25"];
       optionsanime=["Frate=10","Scale=1","OpA=[loop,controls,buttonsize=3mm]"]];
    注)optionsanmieはanimation用のオプション
       OpAに追加するときは,"+"を用いる
        "OpA=+step" => "OpA=[loop,controls,buttonsize=3mm,step]"
    注)rangeの記述
     i) "s=[0,1]"   区間をDivで分割
     ii) [0.2, 0.6] リストの各値をsに代入
  (3)ParaFボタンを押すと,foldernameの中にパラパラの図が生成される.
  (4)txtファイルに,1の6)のように記述する.
  (5)Slideボタンを押す.

4.animationの作成

   注)PathAdにAdobeReaderのデフォルトのパスが設定されている.
      println(PathAd)により,パスが確認できる.
     変更するときは,changesetting.txtにパスを記述する.
        PathAd="....";
  (1)Addpackage(["[dvipdfmx]{animate}"]);を追加する.
  (2)Setparaのオプション
      "Frate="(1秒間のフレーム数), "Scale="(スケール倍率), "OpA=[loop]" 
  (3)mf(s)を定義して,Animeボタンを押す.
  (4)読み込み場所に,\inputを使って入れる.(layerは使えない)

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