NEWGRP(1) General Commands Manual NEWGRP(1) 名前 newgrp - 新しいグループにログインする sg - 別のグループ ID でコマンドを実行する 書式 newgrp [-] [group] sg [-] [group [[-c] command]] 説明 newgrp はログインセッション中に現在のグループ ID を変更するために用いられる。 オプションとして - フラグを与えた場合は、 新たに ログインしたのと同じ様に環境が再初期化される。 そうでない場合は、現在の作業ディレクトリを含めて、 現在の環境は変化しない。 newgrp は現在の実グループ ID を、指定したグループに (グループ名を指定しなかった場合は /etc/passwd に記載されたデフォ ルトのグループに) 変更する。 ユーザにはパスワードがなくグループにはある場合、 あるいはユーザがグループのメンバーではなく グループにパス ワードがある場合には、 そのユーザはパスワードの入力を求められる。 グループのパスワードが設定されておらず、 かつユーザがグループのメンバーで ない場合は、 アクセスは拒否される。 sg コマンドは newgrp と同様に動作するが、コマンドを受け付ける。 このコマンドは /bin/sh シェルで実行される。 コマンドが複 数の単語からなる場合は、 sg の実行元となるであろうシェルのほとんどにおいて、 これらをクォートする必要があるだろう。 newgrp と sg のもう一つの違いは、 特定のシェルが newgrp を特別に扱う点にある。 このようなシェルは、自分自身を newgrp が生成した新し い実体と置き換える。このようなことは sg では起きないので、 sg コマンドから戻った際には以前のグループ ID に戻る。 ファイル /etc/passwd - ユーザアカウント情報 /etc/group - グループ情報 関連項目 id(1), login(1), su(1) 著者 Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com> NEWGRP(1)
Generated by dwww version 1.15 on Mon Jul 1 05:08:30 CEST 2024.